昔の幼稚園での不登園予備軍

私が幼稚園児だったころ、

「不登校」ということばは、ない時代でした。

でも、幼稚園の出席帳を見てごっそり空いている期間もあり、不登園とまでいかなくても、いやいや通っていたのです。


幼稚園児でも、近所の子供と二人連れなら子供だけで通えたらしいですが、いつも、誘いに来てくれたお友だち?を待たせていたことも覚えています。

幼稚園に行ってしまえば、そこで、遊んだり工作やお絵描きお遊戯、発表会もしました。

寒い日のプール(水遊びとは思えない)にも参加して、水は怖いし冷たいと覚えたようです。


課題がない時が、一番、困るのですね。


だれも、遊びに誘ってくれないとき、一人で遊ぶ時間は、どうしていたのか?あまり記憶にありません。


遠足では、一人で広い場所に放り出されたような感覚と一瞬迷子になった時に、先生の声がして、夢うつつの中で、戻れた記憶がありますね。

まあ、それまでは、その場所を自分なりに楽しんでいたはずです。


周囲の子供たちがづれだって遊んでいる中で、自分は一人で行動していることは、なんとも落ち着かない気持ちだったのを覚えています。


そういうときでも、自分が人から認められる行動をしている自信がもてると、まだ過ごせるでしょうか。


家の近所では、遊ぶ方法はたくさんあっても、やはり、一応、幼稚園といえば知らない場所に連れ出されていることになりますから、早く、卒園したいと子どもながらに思ったものです。

風邪をひくと、人一倍長く欠席していたらしいのも理解できます。


いじめっこに負ける心配がそれほどなかったことで助かっていたのでしょうか。


幼稚園に行くまでに、家庭や近所の集まりで、それなりにエンパワーメントされている子どもがほとんどだった時代だと思います。


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